CADソフトというと、以前は、Jw_cad、AutoCADが主流でした。
ここ数年の間に、建設業界ではCADの運用コストを削減するために、ARES-CAD、DraftSight、BricsCAD、IJCADなど、低価格で互換性も操作性も良いDWG互換CADを導入する建設会社が増えてきました。
2018年にAutoCADの契約形態がサブスクリプション契約のみになった事で、更に導入の加速がかかったものと思われます。
私の会社ではARES-CADが導入されました。
今までAutoCADだったので、うわあ、と戸惑いましたが、徐々に慣れてきたところです。
この記事では、ARESCADの特徴や、またARES-CADを勉強するページ、本などを紹介していこうと思います。
ARES-CADとは
ARES-CADは、Graeberというドイツの会社がリリースしている2次元汎用CADソフトウエアです。
AutoCADと同じDWG形式ですが、「JTools」という無料のアプリをアドオンすることで、Jw_cad図面データ(jww)を読み込み、Jw_cadと同じような画面で操作することも可能になります。
ここ何年か使用してみた感想ですが、画面の見た目や操作はAutoCADとほぼ同じです。
AutoCADのファイルを開いた時の文字化けやエラーもほとんどありませんでした。
ARES-CAD操作に役立つページ
操作に困ったときに、私がよく参考にしていたページです。
あすなCADfactoryさんの動画
youtubeで基本操作を紹介して下さっているので、視覚的にわかりやすいです。
(動画はこちらをクリック)
ARESの使い方(入門者~上級者)(piponishikiさんのブログ)
実際の画像を使用して基本操作を説明されています。
説明が痒いところに手が届くような行き届いたもので、初心者でも安心して参考にできます。
ARES-CADを勉強するのにおすすめの本
オフィシャルページの電子書籍
Graebert Japanのページから電子書籍を購入することができます。
また、入門テキストのPDFファイルが無料で配布されています。
JDraf(ARES-CADの旧製品名)のテキスト
ARES-CADの旧製品名ですが、操作は変わりないので十分参考になります。
AutoCADのテキスト本
AutoCADとARES-CADは、画面やアイコンの見た目や操作はほぼ似通っています。
もし、ARES-CADが初めてのCADという入門者の方でしたら、AutoCAD本を参考にするのもおすすめ。
(操作はARES-CADを使用しても大丈夫です)
この本は、入門者、且つCAD業務をやるというよりも、CADで何ができるんだろう?とまずは気楽な感じで触ってみたい方におすすめです!
本の装丁や文字の大きさ、構成、イラスト等、ふわっとした雰囲気なのですが、それでいて基礎の基礎はしっかり押さえられています。
気構えずに気楽に読み進められますよ。
まとめ
私もまだARES-CADの勉強中です。
細かい部分が多少AutoCADと異なったりしますが、少しずつ覚えていこうと思います。
これからCADを始める方は、まずは無料のマニュアルやHP動画などを参考にして操作に慣れていきましょう。