今回は、お役立ち情報ではなくて猫の話です!
建築現場って、結構野良猫さんが入ってくることがあるんです。
いくつか印象的な出来事があったので、それを紹介しようと思います。
私は、猫とずっと暮らしていて猫大好きなので、猫好き目線からこの記事を書いています。
ご了承下さいね〜。🐈
猫がコンクリートの上を歩いちゃった!
猫がまだ固まっていないコンクリートの上を歩いてしまった!
ってあるあるですよね。
個人宅で、猫好きの方だったりするとオブジェとしてそのまま・・なんてこともあるそうですが、オフィスビルだったりするとそういうわけにはいきません。
現場も困りますし、発注者も困ります。
そして何より、コンクリートが足についてしまった猫がそれを舐めてしまう事も心配。
猫がコンクリートに近づかない方法はないものか・・?
調べたところ、良さげなものが2つ。
猫の苦手な超音波を出す機械
猫を目がけて水が出るスプリンクラー
超音波は良さそうですが、スプリンクラーはどうでしょう?
芝生とかならいいけど、コンクリートがびちゃびちゃになると問題ありそうな。
とはいえ、お猫様を傷つけないように遠ざけてくれるのならば試してみる価値はあるかと思います。
ちなみに、ペットボトルやトゲトゲシートは全く効かないのでご注意を!
猫達が楽し気にボトルの間をジグザグ走行したり、トゲトゲシートの上で転がったりしているのを目撃したことがありますよ。
猫の落とし物拾い・・
現場に新しく入ってきた若者。
前の現場で、猫の落とし物💩を拾うのが朝一番の仕事だったそう。
なんでも近くの野良猫が、習慣でしていたそうです。
これも難しい問題ですよね〜。
上記の超音波やスプリンクラーを設置っていうのは、猫のフリートイレの場所柄現実的ではないし。
猫は落ち着かない場所ではしないので、何か資材を置くとか、場所がある程度の範囲で決まっているのならば忌避剤をスプレーするとか。
絶対効くのは、虎やライオンの尿を撒いておくことなんですけど(テレビで、太刀打ちできない強い猫族のものを嗅いだ猫がすっ飛んで逃げている映像を観た)無理ですし。
私がその現場にいたら喜んで処理したのにー。
あの震災の瞬間、猫と一緒に!
東日本大震災の時のこと。
ちょうど現場に猫が迷い込んできたそうなんです。(ちょいちょい来ていたそう)
危険なので、現場監督が捕まえて外に出そうとした瞬間に揺れが起こり、猫を抱っこしたまま揺れがおさまるまで待っていたとの事。
猫もしがみついていて逃げずに。
お互い無事で何よりでした。猫を放り出さなかったのすごく優しいですよね。
その後、猫は何事もなかったかのような顔で外に出て行ったそうです。
【番外編】迷い込んできた犬
これは私のいた現場ではなくて、別の現場の話です。
ある日、現場に野良犬が迷い込んできて、そのまま看板犬として現場に住んでいたそうなんです。
大きな現場で2年くらいの工期でしたが、とうとう竣工。
さて犬どうしよう・・
みんなにかわいがられて、すっかり現場に慣れてしまっているわんこ。
後日、所長さんが自宅に引き取ったという話を聞いてホッとしました。
いいなあ、現場に犬がいたら毎朝すごい早く出社して散歩しちゃう。
でも、竣工して別れるのは辛いですね。
建築現場に限らず、この地球上で人間も猫も犬も気持ちよく共存していかれるといいですね。地球は人間だけのものではありませんから。
あっ、話が壮大になってしまいました。
そんなわけで、建築現場には猫はつきものと・・(ちょっと違?)