現場事務を始めた頃、「KY活動」という言葉に出会い「KY?空気読めない・・??」なんてベタな考えが頭に浮かんでしまいました💦
ロング棒人間
“空気読めない” なんていくらなんでも古すぎるね!!
KY活動とは?
KYとは、危険予知活動という意味です。
【K=危険、Y=予知】という、それぞれの頭文字をとって「KY」。
これは、建設現場で発生する事故や災害を未然に防ぐために、どのような危険があるか、またどうすれば防げるか対策を考えることです。
ちなみに「KYT訓練」「という言葉もあります。
こちらは、T=トレーニング。
では、具体的な活動はどのように行うのでしょうか?
4R(4ラウンド)法
主に4R法という手法で行っていきます。
ラウンド | 手 順 |
① 現状把握 | 現場にどのような危険が潜んでいるか洗い出す |
② 本質研究 | その危険を誘引する原因は何かを考える |
③ 対策樹立 | 危険要因を回避するために、どのような行動をとればいいのか対策案を考える |
④ 目標設定 | 重点実施項目を作成し、具体的な行動目標を立てる |
これらを手順通りに行うことによって、危険予知意識を高めると共に、現場での危険回避、事故予防につながります。
行う場所ですが、私が経験してきた現場では、毎朝礼時にその日の作業確認と一緒に行っていました。
「KY活動記録」(各社オリジナル書式)という書類があり、各自上記4R法の項目に記入後、現場管理人がサインするような形です。
現場事務員がやること
さて、現場ではKY活動を行いますが、現場事務員の仕事はそのKY書類のファイリングです。
前日のKY書類に、現場監督がサインをしたものがドサッと置かれています。
それらを、①サイン忘れチェック、②会社ごとにわける、③ファイリング、という流れで処理します。
これ、業務は単純ですが、大現場になると1日に100人以上の入場者があるので、結構時間をとられます。
なので、私は朝一番にファイリングを済ませてスッキリしてから、他の業務を行うようにしています。
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